ワインと料理の合わせ方
2024/04/05
よく魚料理には白ワイン、肉料理には赤ワインと言います。これはこれで正しいのですが、それだけではないのです。
ちょっとワインと料理の合わせ方を纏めてみました。
(1)似た傾向を合わせる
上記の「魚料理には白ワイン、肉料理には赤ワイン」はこの分かりやすい形の一つですね。
かなり強い・重い料理に軽いワインでは、何を飲んでいるのか分からなくなります。レアの分厚いステーキに軽くてフルーティな白ワインなど想像してください。逆にかなり強いワインに軽い料理では料理の繊細な味が分からなくなりますね。思いっきりフルボディの赤ワインに白身魚のお刺身とか?これを避ければ美味しく頂けます。
味の傾向としても、酸味のある料理に甘さのあるワインを合わせると、料理は酸っぱいし、ワインは甘ったるいし、で楽しめません。逆に砂糖を含ませた料理に酸味の強いワインを合わせても失敗します。
概ねこんな傾向で合わせれば失敗することはめったにありません。
ところが逆に
(2)あえて逆をぶつける
ケースもあり得るところが面白くもあります。正直くどい、と言うかこってりした料理にさっぱりしたワインを合わせることで、飽きずに楽しめた、なんて経験がある方もいるでしょう。逆もしかりです。
(1)に比べるとちょっと難しいので、経験が要るかもしれません。
(3)迷ったとき
ほとんどの料理と合わせても違和感のないワインもあります。クセのない(甘すぎたり、酸っぱすぎたりしない)ロゼワインやスパークリングワインは、料理と合わせて全くのはずれ、と言うことがありません。
是非試してみてください。
何に合わせても泡と程よい冷え具合の説得力で楽しめる!というビールに比べて、面倒くさい、難しいという方もいると思いますが、ちょっとしたコツが分かれば、毎日の食事がずっと楽しくなりますよ!
----------------------------------------------------------------------
株式会社ワイナリーCasa Watanabe
〒409-1316
山梨県甲州市勝沼町勝沼2543-2
電話番号 : 090-6015-6506
FAX番号 : 0553-39-9003