こだわりのワインをお客様の元に提供
GREETING
「毎日楽しく食事をすること」ほど人生において重要なことはないと考え、いかに食事をより美味しく豊かにするかと疑問に思った時に食事に合うワインをペアリングすることが大切だと気付きました。ワインには食事がつきものであり、その反対に食事にもワインがつきものであるという持論がございます。食事を最大限楽しんでいただくために、甲州で製造した絶品のワインをお届けいたします。
こんにちは、Casa Watanabe代表の渡邊哲也です。
2017年創業、とは言いながらまだ当時は実体が無く、進まない開発工事に苛立ち、活動できない日々に幾度も挫折しかけながら、2020年にやっとワイナリー完成&醸造開始、実質3年目に入ったCasa Watanabeです。
いやぁ、大変でした。 「活動できない」って、要するに無収入なんですね。とは言え当時は醸造免許を取得するため研修中の身、醸造途中のワインを放っておいてどこかに出稼ぎに行けるわけもなく、また工事が進まない原因をお役所に確認に行って対策を考える必要もあったり、前職の退職金をすり潰しての毎日。
やっと2020年にオープンできたと思えば新型コロナ!お客様は来ない!飲食宿泊停止でワイン需要も止まってる!?ちなみに工事も遅れた為に東京オリンピック関連建設とぶつかり建築資材の価格高騰、どころか便乗値上げまで!完成までにかかった費用も膨れ上がる!そんなこんなで会社は赤字で報酬ゼロ!更に資産は減る一方!もはや風前の灯火!そろそろ生活保護の申請方法を調べておく必要あるか!?
そんな状態でも補助金はコロナ前収益からの収益減に対するもの、新規の場合は、「こんな時期に始めるのなら、そのくらいの勝算あってやってるんでしょ!そういう人の面倒まで見てられないよ!自分で頑張ってね!」なんて声が見え隠れする制度ばかり。補助など期待できるわけでもなく。。いやいやいや、一番大変なのは、諸々の意味不明の原因でこんな時期にずれちゃった人でしょ!?と声を大にして言いたいです。 (更には融資を約束していた機関とのトラブルは以前ブログに書いた通り。。)
よくぞここまで生きてきたものです。まあ、本格的に大変なのは返済が本格化するこれからなんですけれど😅
それでも醸造2年目でワインコンクールで受賞もでき、多くの皆様に支えられ、ここまで来ました。やって来ました! 面白かったからまた来たよ、なんて言って頂けるリピーターは本当に嬉しいです!本当にありがとうございます!
そんな皆様とのより良い明日を目指して、とりあえず少しでも楽しい食卓のお役に立てる飲み物を目指して、日夜精進しております。
是非手に取ってお確かめ下さい。よろしくお願いします!