Rosso 2° 2022 瓶詰
2024/04/17
2022ヴィンテージのもう一つのベリーA Rossoの瓶詰です。
名前は「Rosso 2°」°は温度の℃ではなく、上付きの「o」なのです。
これに伴い、以下の販売も開始します。
当初は普通にRossoにしようと考えていたのですが、2021年のRossoとあまりに違い過ぎて、同じ傾向のものを期待していたお客様に怒られそうな気がしまして。。。(笑) Rossoという名前は、毎年ブレンドした赤ワインに使おうかと思っていたのですが、ここまで違うと流石に気になります。
元々、Bailey A 2021,2022として出荷しているものは、完熟まで待ってベストなタイミングで収穫しているのですが、何しろ零細ワイナリー、すべてをそのタイミングで仕込むのは難しいのです。農家さんとしても、醸造用のぶどうの取引価格は安く、今はシャインマスカットが収入の柱、 シャインマスカットの収穫タイミングで醸造用ぶどうの作業などしてられない!というケースも多いのです。そんな事情で早めに収穫したベリーAも多く扱っています。まあそれをどんな製品にしていけばどんな料理に合いそうか考えるもの楽しいものです。
2021年はヤマソーヴィニヨンが大量に入手できたこともあり、それぞれ単品ではいまいちなワインでしたが、ブレンドすることで面白いものができました。
2022年もそれを期待していたのですが、なんとヤマソーヴィニヨンは「晩腐病で全滅しちゃったよ~」なんて連絡。さて、これは困った、どう製品化しよう?と思っていたのです。。
が、委託醸造でメルローとカベルネ・ソーヴィニョンを持ち込んでいた知人から、「全部自分で売るのは大変なので、少し引き取ってくれないかな~」との要望。(この方はこの2種をブレンドして自分のブランドで販売しております。ので、私のところにはありません。)ということでミニ樽1つ分買取。自分のメルローと混ぜるか迷いましたが、微妙にカベルネ・ソーヴィニョンがブレンドされるのも如何かと思い、ベリーAの方とブレンドすることにしました。
と言うことで、今回のRossoはベリーAに微量のメルローとカベルネ・ソーヴィニョンがブレンドされているのです。味として主張するほどではありませんが、熟成とともに存在感が出てくると思います。きっと。
半分がヤマソーヴィニヨンだった2021に比べて、かなり軽いことは否めません。しかしこれはこれで軽めの料理にはちょうど良さそう。
今の瓶詰のタイミングではボンゴレロッソ(トマトソースのあさりのパスタ)くらいが合いそうな気がします。ちょうどもうすぐそんな時期。試してみようと思います。
それでこの名前。Rosso ヴァージョン2なのですが、せっかくなのでイタリア語にしました。2°で、il secondo(イル セコンド)と読んで下さい。
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