床塗り（１回目）

今年も床の塗り直し（補修）です。

例年よりも早いのですが、たまたま委託醸造（ぶどう栽培者の方が、自分のぶどうでワインを作って欲しい、と持ち込んでくるようなケースです。基本的に安価で対応しますが、全量買い取りですのでワイナリーにとっては結構助かるのです。私もこれでこの２月を生き延びました。(笑)）のワインを一気に搬出して、久しぶりに床が現れたのです！

３つ目の写真の通り、作業が集中する排水溝付近は塗装の剥離が目立ち、こうなると作業中のホースなどに剥離した被膜が付着したりして、後片付けが大変になる一方。

次の作業の前にできる範囲を塗り直すことにしました。

ホント、１シーズン作業するとかなり劣化するものです。

もっと硬質で傷み難い塗料（塗料というよりもはやコーティング剤？）もあるのですが、そういうものは特殊な溶剤が必要だったり、残った場合の廃棄も業者を呼ぶ必要があったりで、なかなか素人には使えないものなのです。

私が使っている塗料は水性で、使った道具は普通に水洗いもでき、素人でも簡単に扱えます。まあ、その分劣化も早いので毎年こんな風に補修が必要なのですが。

でもやっておけば、水はけも良く、器具を滑らせて移動もできて作業効率も良く、それに見た目も綺麗です。

（ワイナリーの設備ややり方によっても違いますが）ワイン醸造も、結局こんなところの整備から始まる、ということなのでしょうね。