アルバリーニョ生育中

自社畑のアルバリーニョがやっとここまで育ちました。

植えてからもう５年になりますが、途中雑草に取り囲まれて全滅寸前だったこともありかなり遅れています。しかし草を刈っていたエリアではかえって鹿に食べられて全滅したものもあります。何が良くて何が悪いか良くわかりませんね。。

昨年、目を放している間に一気に成長し、かなり枝が暴れてしまいました。あまり人にお見せできるものではないですね。。まあ、いいか。

今のところ今年は順調に見えますが、初回なのでどこまで育つか分かりません。及びまだ全部の樹で果実ができているわけでもないのです。どれだけ収穫できるやら？

50Kgを越えれば破砕機、搾汁機もかろうじて使えますが、それ以下の場合は考える必要があります。

今年はお試しでも何本か瓶詰するところまでやってみたいものです。

ところでなぜアルバリーニョなのかと言えば、昔スペインで飲んで美味しいと思っていたからです。甲州ばかり飲んでいる現在と当時では感じ方も違いそうですが、すっきりして飲みやすく日本の料理との相性も良さそうな印象が残っています。またスペインと言えば乾燥した地域を想像する方が多いと思いますが、アルバリーニョは雨の多いガリシア地方の品種で、さらに棚栽培も多いのです。これならば日本でも大丈夫なのではないかと思いまして。さて、どうなることでしょうか？

なお、これは苗木屋さんから購入したきちんと接ぎ木したものです。メルローやカベルネ・ソーヴィニョンやシャルドネの接ぎ木なしの自根の苗もあるのですが、こららは更に成長が遅れています。。