音楽著作権協会からお手紙着いた?!
2023/04/09
2022年のワインの仕込みのちょっと前(多分7~8月頃)、ワイナリーとしては、おや?と思うような郵便物が届きました。
差出人は一般社団法人日本音楽著作権協会。はて?そんなところがワイナリーに何の用件だろう??と開けてみれば、要するに事業活動に音楽を使ってそれが収益になっていれば金払え、と言うことらしいのです。おいおい、こんなところでレコードコンサートでもすると思ってるの??と思いながらも、こんな小さなワイナリーまで調査するなんて、著作権協会も大変だな、と回答を書いて返信しました。
先日の瓶詰風景で書いた通りですね。音楽が鳴ることはありません、という回答でも良かったのでしょうけれど、試飲&事務室にスピーカーが吊り下げてある写真もいくつか掲載していることでもありますし、「時々音楽かかります、自分の楽しみのためです、来客時は話し難いので原則切ります。」のような回答を真面目に書いております。
まあ、お客様との会話の流れで鳴らすこともありますが。とは言え、音楽を楽しむよりもどちらかというとスピーカーの紹介の意味合いが強いですね。(写真のスピーカーらしからぬモノです。)
これは、傳田聴覚システム研究所というところが開発、販売している12面体スピーカーというもので、ミニサイズながら無指向性で音場再現に優れており、素晴らしい音が鳴るのです。狭いこの部屋には正にうってつけ。興味がある方には是非聞いて欲しい逸品です。
(コロナで部品が入手できなくなり販売停止していたようなのですが。。。そろそろ復帰できないのかな?)
それから暫く経ち、ちょうど仕込みが終わった頃(10~11月頃)、再び音楽著作権協会からの封筒が届きました。今度は何だろう?と思って開封すれば、なんとまた同じ質問!?
それも、同じ質問が別の質問用紙で!?回答用の封筒がまたしゃれている!A4用紙に封筒を切り抜いて作るための図が印刷されており、ご丁寧に郵便局の承認マークが印刷されている。え?これ作れって言ってるの?(ちなみにA4用紙に斜めに配置され、デザイン的にはなかなか優れていたと思いますよ。切る部分が増えて面倒ですけれど。取っておけばよかったのですが、ムカっときて破り捨ててしまいました。)
こちらもワインの仕込みが終わったばかり、またワインツーリズムまでに瓶詰めしておきたいものがあと何種類!とか12月早々には私的なイベントもあってその準備が!とか忙しくて気がたっていた時期、久しぶりの激怒イベントとなりました。
何年か経ってから、「以前はこんな回答でしたが、その後変わっていませんか?」のような話でしたらよく分かりますが、回答したばかりでまた同じこと聞いてくるって、そんな回答は全然信用してません!と喧嘩売ってきてるようなものですよね?全く意味が分かりません。しかもわざわざ新しい質問用紙を作ったり、妙な返信用封筒のデザイン考えたりしながら??
そこで嫌な考えが頭に浮かんでしまいました。この人たち、もしかして暇なの?暇で暇で暇すぎて、こんなことして遊んでいるの?もしかしてミュージシャンやレコード会社から、君たちの著作権を守ってやるから、なんて言葉巧みに金を出させてその金でこんな風に仕事してる感だけ出して遊んでいる団体なの!?と。
まあとにかく、暇な人間は相手も暇だと決めつけて相手の時間を奪うことに何の罪悪感もないから始末が悪い。。。しかもこちらはコロナ時オープンの経営難、補助金もほとんど届かない零細企業。そこを人の金で遊べて左うちわで安泰な団体が嫌がらせを仕掛ける構図。。。
いやいや、そんなことはない、とい思いますけどね。きっと思い過ごしと思いますけどね。
しかしまあ、そんなこんなで、何度も同じ質問するな!もう二度と回答しない!とFAXで送り返しました。
もうここに煩わされることもないでしょう。やれやれという日常の1コマでした。世の中妙な話があるものです。
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