ワインにおけるビンテージとは？

以前友人と話していた時にあれっ？と感じたのですが、ビンテージ(ヴィンテーッジ)の意味がうまく伝わっていなかったのです。。

普通に2021年ヴィンテージのワイン、と言ったつもりが、何か素晴らしいワイン！？と反応されて、あれれっ？と。

 

ワインではヴィンテージ、ノンヴィンテージと使うことが多いのですが、ヴィンテージとはぶどう収穫年が限定されたものを指す時に使うことが多いです。ノンヴィンテージとは逆に、複数年のぶどうが混合されています。一般にはぶどう収穫年が限定された方が価値が高いと言われますが、スパークリングではヴィンテージが限定している方がかえって少なく、それで何か問題があるわけでもありません。

 

とは言え、ヴィンテージもののジーンズ、なんて使うこともあり、ワインでもかなり熟成期間を経た年代物をヴィンテージワインと指すこともあるような。。。？

 

もしかして、似た発音の別単語か？と心配になってgoogleで見てみれば

 

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ヴィンテージ(ビンテージ,Vintage)は、完成度が高い、古くて価値が高い、年代物のアイテム、また商品。ファッションでは、古着のことなどを意味する。 「由緒ある、古くて価値のある」といった意味で、もともとは、当たり年のワインをさす。

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なんて堂々と書いてある、おいおい、というサイトもあり？

 

しょうがないので辞書で見てみれば、やはり同じ単語Vintage。ラテン語源の英語です。

ぶどう収穫年

年代物の機械製品

みたいな感じで、どちらの意味もあるようです。そりゃ誤解するわけだ。

 

イタリア語だと前者は

vendemmia vino 2021　(・・年収穫ぶどうのワイン）

後者はvino di annata speciale (こんな特別な年のワイン）

のように明確に分かれるのですが、英語ってホント雑！

(すみません、フランス語は分かりません。。）

 

という豆知識でした。

 

(写真は残念ながら当ワイナリーとは関係ありません。)