中学生が見学に来た!?
2024/05/19
5月15日、男子中学生4名が見学に来ました。
発端は5月4日、南アルプスの中学校の方から、「5月15日に中学生4名がワイナリーに見学に行きたいのですが大丈夫でしょうか?」との電話。ええっと、飲めないよ??とは思ったものの、まあ、工場見学とかそんなものもあるだろうし、いいですよ。と回答。
しかし、とは言え、近所にはメルシャンなど、規模も大きく十分に見学者対応もできそうなワイナリーが多数ありそうなものなのに、なしてCasa Watanabe??と疑問はいっぱい。
しばらくして南アルプス市立櫛型中学校よりお手紙。
(1)県内の自然、歴史、産業、文化などに関わる学習課題を自分で探し、課題を自分で探求できるようにする。
(2)課題にもとづいて、自分の旅の計画を立て、実施できるようにする。
(3)県内のことについて知識を深め、ふるさとである山梨に誇りが持てるようにする。
という趣旨の2年生の行事とのこと。朝から夕方まで丸1日、4名グループで行動を決めて自力で移動して回るのだとか。
今の中学生は凄いですねぇ。いや、この中学が凄いのかな?
私が中学2年生の時と言えば、静岡県の浜松市に住んでいましたが、静岡県の産業・文化等々を自分で理解して、自分で調べるために行動、なんてできたかなぁ、と振り返ればこれはかなりハードル高そう。今はネットであれこれ調べられるからできるのかな??
しかし、まあ、なしてCasa Watanae?
で、当日。どんな話が聞けるかな、本当にワインに興味があるのかな、と楽しみにしていましたが。。。
あ、会話にならねぇ!!
うーむ、忘れてました。こんな年頃の男子中学生が初対面の相手に饒舌に話せるわけがない。
自分のことを思い出してもそりゃそーだ。
一応4名グループのリーダーが皆を振り返りながら、何か聞くことない?など問いながら一生懸命頑張っていましたが、皆にこにこ笑うばかりでなかなか話が弾まない。
結局のところ、山梨としてはワインも重要な産業だから見てみようと思った、というところは確かなようだけれど、ワイン自体にどこまで興味があるのかは微妙。。一応製造工程など説明してみたけれど、興味があるのかないのか、どうもわからない。まあ、飲めるわけではないから、当然だろなぁ。。
Casa Watanabeもネットで調べてなんだか出てきた、くらいの感じのようだけど?まあ、それはそれで、近頃Instagramなどあれこれ頑張った成果!?ということ、かもしれないですね。いや、これが成果では困るのだけれど。。
最後に次の目的地に向かうタクシーを呼んで送り出して、ほっとしました、(笑)
まあ、ここの場内が彼らの目にどう映ったのか?何か印象に残るものはあったのか?(将来的に)ある程度ワインに興味を持ってもらえるか?など期待半分、不安半分。私としても面白い体験になりました。
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