ワイナリーとは?(当社名称に「ワイナリー」を使ったのは?)
2023/01/07
今更ですがHP再構築の機会に、名称に「ワイナリー」を使った理由を書いておきます。
もちろん、ワイナリー(winery)は「ワイン製造場」を指します。
多分最も汎用的で、あまりタイプは問わないものでしょう。
ワインを作る場所、施設の呼び方は他にも多数あります。
同じ英語で見ても以下のようなものがあります。
ヴィンヤード(vineyard):そのままの意味は「ぶどう園」。自社栽培のぶどうを使わないと変かな?ニュージーランドあたりではこの言葉を使うケースが特に多いようです。
エステート(estate):地所の意味。大規模農場ですね。
フランス語では
ドメーヌ(domaine):ブルゴーニュあたりの小規模ワイナリーに多いですね。
シャトー(château):ボルドーの大規模ワイナリーとか。
このあたりの地域差はフランス革命後のあれこれが影響していて面白いのですが、まあ機会があれば。。
私はもともとイタリアでワインに嵌ったこともあり、イタリア語、同じくラテン系のスペイン語を使うことも多いですが、この辺りで言えば
カンティーナ(cantina:イタリア語):どちらかと言えばワイン貯蔵庫の意味から。
カーサヴィニーコラ(casa vinicola:イタリア語):ぶどうの家。どちらかと言えば小規模。
テヌータ(tenuta:イタリア語):農地
ボデガ(bodega:スペイン語):酒蔵
他にも多数ありますね。。。
自分の社名を登録する際、特につけないでも良かったのですが、何の会社か分からないのも如何なものかと、どれかをつけることにしました。
大規模が前提のようなシャトーやエステートは明らかに外れるとして(笑)、実は日本では使用されているところ見たことが無いカーサ ヴィニーコラやボデガがいいなぁとも思ったのです。しかし、さすがに一般には馴染が無いコトバ。。。なんの会社か分かって頂けず、当初意図と異なる気が。。。
じゃあ、分かりやすさではやはりwineryが一番だろう。ではアルファベット表記にするかどうかと言えば、どうせワインは英語圏発祥ではないし、何か原語っぽくアルファベット使ったところで意味ないね。そんなものはカタカナ表記で十分でしょ!との判断。
余計なところにはこだわらない。実はそんな意味とポリシーを込めているのです。
なお社名(屋号)に「Casa Watanabe」を使ったのには、その由来でもあるのです。何となくゴロも良かったし、「家のようにくつろげるところ」であって欲しいとのコンセプトとも合いましたのでちょうど良かったのです。
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