こんなトラブルもあります。。。

当社蒸留酒GdiW（いわゆるグラッパ、グラッパと呼んではいけないグラッパ(笑)）の瓶でトラブルです。。。

 

数年前、遠方の酒販店のお客様から液漏れの指摘があったのですが、この時は瓶の回収が困難で代替え品を発送して終了となりました。

 

その後気にしながら生産を続けていましたが。。。

ある時瓶詰時に液漏れに気が付きました。

？？と調べてみれば写真の通り。瓶の縁に大きな窪み。あーこりゃ漏れるわ。。。

とは言え当時は年１本あるかないか、忙しかったこともあり、そのうち瓶会社に問い合わせるか、と保管しておきました。。。

 

そして2023年、立て続けに不良品発生。流石にこれは、コロナの影響か何かで製造なり輸送などで問題でも起こったのか、または材料の品質が悪くなったか？と心配になり、それまで溜めた瓶をサンプルに送って調査を依頼しました。

 

が。。

「典型的なハマグリ型打痕というもので、ビン口の上部から垂直に固いものが当たっています。

特定は出来ませんが、おそらく充填時のノズル等が中に入らず口に当たっているイメージです。」

との回答で、まったく取り付く島がない。。。

まあ、年ほんの数万程度の発注しかしない相手のクレームなど真面目に取り合っても仕方ないとの判断でしたら、それはそれでビジネス的には正しいのでしょうけどねぇ。。される方はたまったものではないわけです。

 

まったく、おいおい。。。ということで瓶詰風景初公開。こんな風に「じょうご」を載せて手作業で瓶詰しているのです。

何しろ生産量が少ない。150mlなんて小瓶もあって手持ち充填機はとても使えない。であればいっそ、ということで、300mlも含めてこんな瓶詰しているのです。(笑)

 

これで撃って欠ける、何て言ったら、その方が怖くて使えない粗悪品と思うのだが。

 

ま、とにかく対応に不審感を持ったので、この業者からの瓶の仕入れを停止しました。

 

は、いいけれど、さあ困った。結構気に入った瓶でしたし、お客様の評判も良かったのですが。。

 

同じような瓶が別から入手できればいいけれど。

探してみれば。。。あった！良かった！

 

が、？？前の会社と住所がかなり近そう？これは同じ工場の製品を別の販売店が売っているだけなのでは？大丈夫かなぁ。。

 

まあ、たまたま何かトラブルがあっただけだとすれば、今後もしも発生しても元の１本／年程度だろうし、何とかなるか、と思案中。。。

 

ワインのボトルの方は、普通にワイナリーに営業に来る業者から購入していますので、こんなトラブルは考えられないのですが、（当然圧倒的に本数も多く、もっと乱暴に扱っているわけですが、１本たりともこんな欠け方をしたものは見たことがない。）蒸留酒の瓶はネットでサイズ・デザイン的に良いものがないか検索して選んだもの。なかなか難しいものです。

 

いつかオリジナルの瓶を発注できるようになりたいものですね。