株式会社ワイナリーCasa Watanabe

漫画特集第1段

メールでの問い合わせ

漫画特集第1弾

「ねえ、ワイナリーに見学に行きたい」
「ワイナリーね・・・」
「ここ、カーサワタナベってワイナリー、面白そうだよ」
「ふーん・・・脱サラしてワイナリー始めたのか・・・どうなの、それ?安いワインばかりだしさ。おいしいわけ?どうせなら、老舗の、ちゃんとしたワイナリーに行こうよ」
「でもでも、作り始めて2年目から連続でワインコンクールで受賞したっておいしいんじゃない?」
「へー、2年で?すごいね。行ってみようか」
「こんにちはー」
渡邊「いらっしゃいませ」

「あの、試飲できますか?」
渡邊「はい、もちろん。本日は、こちらのワインが試飲できます」
「わー、こんなにいろいろ」
「こちらでは、どんなワインを作ろうとなさってるんですか?」
渡邊「私は、ワインは料理と一緒に楽しむものだと思っております。ですから、どんな料理に合うのかなどと考えながら、食事をより楽しめるようなワイン作りを目指しています」
渡邊「こちらは甲州ぶどうを使ったワインですが、ちょっと早積みしておりますので、酸味が効いてさっぱりしております。シンプルな魚料理にぴったりです。お刺身にも合いますよ」
「うわあ、いい香り。おいしい!!」
「うん、うまい!」
渡邊「同じ甲州ぶどうのワインでも、全然違うでしょ?」
「ほんどだ!!」
「俺は、こっちも好きだなあ!」
渡邊「これは、マスカット・ベリーAを使った赤ワインです。ベリーAはヨーロッパ系の品種に比べて重くなくて、軽めの肉料理にいいですよ。それからエスニック料理には、あまりしっかりした赤よりも、これくらいが合うと思いますよ」
「うん!確かに、エスニック料理に合いそうですね!!」
渡邊「いかがでしたか?せっかくワイナリーまで来て頂いておりますので普段できないような飲み比べを楽しんでいただきたいと思ってます」
「はい、普段こういう飲み比べはなかなかできないので、とてもよかったです」
「美味しかったです同じぶどうでも全然違うものになるんですね。参考になります!」
渡邊「それは何よりです」
渡邊「よろしかったら、ワインを作っている施設をご覧になりませんか?」
「いいんですか?」
「ぜひ、見学したいです!!」
「へー、こんな感じなんですね!」
渡邊「ええ。狭いですけれど、これで一通りの作業ができるんです」
渡邊「あれが、ぶどうをつぶす粉砕機というものです」
「ほお!」
渡邊「これは、ぶどうの汁を搾る搾汁機です。うちのは水圧式で、ごく単純なものです」
渡邊「あのタンクにはまだワインがたくさん入っていますよ」
「うわ、飲みたくなっちゃう」
「大変興味深いものを見せていただきました。面白かったです」
渡邊「もちろん、大きなワイナリーでも見学できますし、樽やタンクがズラーッと綺麗に並んでいて、壮観ではあります」
「はじめは、この人もそっちのほうがいいって」
「おい!!」
渡邊「でも、うちみたいなマイクロワイナリーにも。それなりに見所はありまして。小さいぶん、一目で何をやっているかわかる、と楽しんでいただけるお客様も多いんです。ちょっと散らかってますけどね」
「ハハハでも綺麗ですね」
「ご主人は、脱サラしてこちらを始められたそうですね。何かきっかけが?」
渡邊「私は、元はIT技術者だったのですが」
「へーそうなんですね」
渡邊「もちろんワインが好きだったからですが」
渡邊「……何だかね、その頃は残業や休日出勤も多くて、ちゃんと食事を楽しむ余裕が無かったんですね。そんな時に初めてイタリア旅行に行きまして――」
「ああ・・・」
渡邊「そんな感じで毎日の食事を少しでも楽しめるように。そうでないと人生楽しめないなぁって」
「なるほど。なんか、わかる気がします。良い話ですね」
「だから、食事と共に楽しめるワイン、なんですね」
「ところで、ここって、ワインは買えるんですか?」
渡邊「はい。もちろん」
「じゃあ、どれかいただいて帰ろうか」
「いや、みんなおいしかったから、6本全部お願いします!!」
渡邊「ありがとうございます」
渡邊「ありがとうございました。また、いつでもお越しください」
夫・妻「ありがとうございます」
「いやあ、ほんとに、料理に合うねえ」
「あら、もう1本空」
「また行こうな、カーサワタナベ」
「あ、ネットでも、買えるみたいよ」

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。